保険の営業は、とても楽しい。
いろんな人の人生の片りんに、すこーしだけ触れることができるから。
そして、とても勉強させられる。
最近、営業の中で感じること。
老いを受け入れるという事のむずかしさです。
40代~50代の方に多い傾向ですが(まだ30代の私が何を言っているんだという感じもありますが)、自分の親の老いを受け入れられていない方や、自分自身の老いに対する準備不足を感じます。
自分の親の老いを受け入れられていないという事は、どういう事かというと、介護状態に突入した親の現状を受け入れられずに、昔と違う親の姿や行動にイライラと嫌悪感を感じてしまう状態です。
自分自身の老いに対する準備不足とは、いつまでも子離れできずに子供の自立の邪魔をしてしまうことによって、自分の老後を支えてくれる自立した子供を育てられない状態です。核家族化の問題はあっても、子育てを経験した人間は自分の親に対する認識は成熟してくると思います。
これは、自分の既契約のお客様の話ではなく、営業活動の中で、さまざまな場面に遭遇する断片の繋ぎ合わせです。
けれども、何かどこか根源的なテーマに通じるところがあると思います。
こうして、日々さまざまな場面に遭遇しながら、いろいろなことに思いを巡らせています。